初めて来院される方から、
「血液をサラサラにする薬を飲んでいるのですが、鍼施術は受けられますか?」
というご質問をよくいただきます。
特に、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞などの病歴がある方は、
「鍼をしても大丈夫なのか」
「内出血のリスクは高くならないのか」
と不安を感じやすいのではないでしょうか。

結論|血液をサラサラにする薬を服用していても鍼施術は可能です
結論からお伝えすると、
血液をサラサラにする薬を服用している場合でも、基本的には鍼施術は可能です。
服薬中であること自体が、鍼施術を受けられない理由になることはほとんどありません。
体の状態を整えることで血流や回復力が高まり、体調管理の一助となるケースもあります。
なぜ鍼施術が可能なのか
血液をサラサラにする薬は、抗凝固薬や抗血小板薬と呼ばれ、
血栓を防ぐ目的で処方されます。
これらの薬を服用していること自体が、
鍼を避けなければならない理由にはなりません。
実際に、アスピリン、ワーファリン、エリキュース、イグザレルトなどを服用されている方でも、
現在の体調を確認したうえで鍼施術を行うケースは多くあります。
重要なのは、服薬の有無ではありません。
体調やリスクを把握し、刺激量や施術方法を適切に調整することなのです。
鍼施術を受ける際の注意点
血液をサラサラにする作用があるため、
- 内出血が起こりやすい
- 出血した場合、止まりにくいことがある
といった点には注意が必要です。
そのため、鍼施術を受ける際には、
服用中のお薬について必ず事前にお知らせください。
薬の名前が分からない場合は、
お薬手帳など処方内容が分かるものをお持ちいただければ確認が可能です。
脳梗塞・狭心症などの病歴がある場合について
血液をサラサラにする薬は、
脳梗塞、狭心症、心筋梗塞などの既往歴がある方に処方されていることが多くあります。
これらの病歴がある場合でも、
必ずしも鍼施術ができないわけではありません。
ただし、発症からの期間や現在の体調、治療経過によって注意点は異なります。
特に、発症から間もない時期や、主治医から刺激や運動について制限を受けている場合は、より注意が必要です。
場合に施術内容の調整や、状態が落ち着いてからの施術をご提案することもあります。
当院では、病名だけで判断するのではなく、
現在の状態を重視し、安全を優先に施術を行っています。
当院の鍼施術に対する考え方
「薬を飲んでいるから鍼施術は受けられないのでは」
と自己判断してしまい、本来必要なケアの機会を逃してしまう方も少なくありません。
不安な点がある場合は、予約時や来院前でも構いませんので、
服用中のお薬や過去のご病気について、遠慮なくご相談ください。
お一人おひとりの状態に合わせ、
無理のない鍼施術を心がけています。
澁谷 哲平
年英堂治療院 副院長
はり師・きゅう師(国家資格)
静岡県鍼灸マッサージ師会 副理事長
沼津市鍼灸マッサージ師会 会長
年英堂治療院
https://www.nen-ei.com/
住所:静岡県沼津市原290-6 八郎ビル1階
TEL:055-968-3155


