顔だけで終わらせない東洋医学の美容アプローチ
美容鍼灸とは、
「美容」、特に「顔」へのアプローチを目的として行う鍼灸治療です。
顔への鍼灸治療自体は、決して新しいものではありません。
古くから東洋医学の中で行われてきた施術ですが、
それを「美容」という目的に特化して体系化したものが、
近年広く知られるようになった「美容鍼灸」です。
テレビや雑誌、芸能人の体験談などで紹介される機会も増え、
関心を持つ方も多くなってきました。

鍼灸は「治療」だけではない
一般的に鍼灸というと、
- どこか体に「悪いところ」がある
- 痛みや不調を治すためのもの
というイメージを持たれがちです。
しかし、東洋医学では
鍼灸は「未病治(みびょうち)」
――病気になる前の段階を整える医療としても重視されています。
不調がはっきり現れる前に体のバランスを整え、
健康な状態を維持することも鍼灸の重要な役割です。
「美容」という入り口ができたことで、
自覚症状のない方でも鍼灸を受けやすくなった
という点において、美容鍼は非常に意義のある分野だと考えています。
美容鍼・美顔鍼・美容鍼灸の違い
呼び方にはいくつか種類があります。
- 美容鍼(びようばり・びようしん)
- 美顔鍼(びがんばり)
- 美容鍼灸(びようしんきゅう)
多少のニュアンスの違いはありますが、
いずれも「顔の美容」を目的とした鍼灸施術を指すことがほとんどです。
本来、鍼灸は「鍼」と「灸」を用いる治療ですが、
美容分野では主に顔への鍼刺激が中心となるため、
「灸」を含めず「美容鍼」と呼ばれることもあります。
美容鍼灸で期待できる効果
美容鍼では、以下のような変化が期待されます。
- 肌のハリ・ツヤの向上
- たるみ・むくみの軽減
- リフトアップ・フェイスラインの変化
- 肌色の改善
- にきび・吹き出物・肌荒れのケア
ただし、
効果の現れ方や持続期間には個人差があります。
年齢、体質、生活習慣、体の不調の有無などによって、
感じ方は大きく異なります。
効果の出方について|鍼灸師としての見解
ハリ・たるみ・むくみ
これらは比較的、
初回から変化を実感しやすいポイントです。
ただし初回は戻りも早く、
施術を重ねることで持続性が高まっていくケースが多く見られます。
定期的に受療することで、
月1回程度のメンテナンスでも満足される方が増えていきます。
しわについて
しわは、
- 部位
- 深さ
- 皮膚だけか、組織まで及んでいるか
によって反応が大きく異なります。
特に深いしわは、
表面のケアだけでは変化が出にくい部分です。
鍼は、
化粧品やエステでは届きにくい深層組織に直接アプローチできる
という特徴があります。
時間はかかりますが、
継続することで変化を実感しやすいケースも多くあります。
しみについて
しみは、
- 濃さ
- 大きさ
- できた期間
によって結果が大きく異なります。
即効性を期待される方には向かない場合もありますが、
継続的な施術により
徐々に薄くなっていくケースは少なくありません。
一点だけを見るのではなく、
顔全体の血流や代謝を整える視点が重要です。
灸による施術についての補足
「ほくろ」「いぼ」「しみ」に対しては、
灸を用いた方法が選択される場合もあります。
ただし、
- 施術後の回復期間が必要
- 顔は目立つ部位である
といった理由から、慎重な判断が求められます。
年英堂治療院では、
事前の十分な説明とご同意なしに、顔への灸施術は行いません。
年英堂治療院の美容鍼灸の特徴
当院では美容鍼を
「健康美容鍼灸コース」として提供しています。
コース構成
スタンダードコース
美顔鍼 + 全身調整治療
プレミアムコース
美顔鍼 + 全身調整治療 + 局所治療(肩こり・腰痛など)
👉[年英堂治療院の美容鍼灸を見る]

顔だけで終わらせない「健美」の考え方
年英堂治療院の美容鍼の最大の特徴は、
経絡治療による全身調整を必ず行うことです。
肌は、体の状態を映し出す鏡です。
全身の巡りが整うことで、
結果として美容効果も高まりやすくなります。
これは、
全身治療を本業とする鍼灸院だからこそできる美容鍼
だと考えています。
まとめ~美容鍼灸は「健康の延長線上」にある
美容鍼灸は、
- 顔だけを見る施術ではなく
- 健康を土台とした美容へのアプローチ
です。
「治療も美容も、どちらも大切にしたい」
そんな方にこそ、知っていただきたい分野です。
お身体の状態や目的に合わせて、
無理のない形で取り入れていただければと思います。
