遠絡療法が大切にする「天の法則」とは何か
遠絡医学を学び深めていくと、
単なる手技としての「遠絡療法」だけではなく、
- 語法(言葉による治癒)
- 心法(こころの在り方)
- 能法(生命エネルギー医学)
といった、これまでの医療観では触れることのなかった
非常に広い世界が存在することに気づかされます。
遠絡統合医学の創始者である故・柯 尚志先生(Dr.KO)は、
この生命エネルギーの世界を「天の法則」という言葉で表現されていました。

自分自身のエネルギーを高めるという考え方
柯先生からは、
「施術者自身のエネルギーを高めることの重要性」について
いくつもの教えを受けました。
そのひとつが、
- 百会(頭頂)
- 会陰(骨盤底)
この二点が、
天と地の方向へそれぞれ引き伸ばされるイメージで行う座禅です。
実際に行ってみると、
- 思考が静まり
- 心が空になり
- 不思議なほど安定した感覚
が生まれます。
遠絡療法においては、
施術技術だけでなく、施術者の在り方そのものが結果に影響する
という考え方が根底にあります。
「完全燃焼」と「空」が生むエネルギー
私が最も強く心を打たれた教えは、
「人のために完全燃焼する」という言葉でした。
完全燃焼すると、そこには「空」が生まれる。
そして、その「空」から新たなエネルギーが生まれる。
これは、
- 木が燃え尽きたあとに空間が生まれること
- その空間に新しいエネルギーが満ちること
と同じ考え方です。
「エネルギーは空間から生まれる」
これは、アインシュタインの理論にも通じる発想だと教わりました。

磁場の法則と、治療家としての在り方
一流の料理人になるには、一流の料理人のもとで働く必要があります。
遠絡医学ではこれを「磁場の法則」と呼びます。
強い磁場(エネルギー)を持つ人の近くにいることで、
自分自身の磁場もまた強められていく、という考え方です。
治療に携わる者には、自らのエネルギーを高め続ける責任があります。
実際に、
- 「先生の顔を見ただけで楽になった」
- 「来院しただけで痛みが和らいだ」
そのような声が聞かれる治療院も存在します。
それは決して偶然ではなく、
施術者が放つ磁場の影響だと考えられています。
柯 尚志先生と学び続けた時間
私自身、故・柯 尚志先生のもとへ、以前は毎月通っていました。
ほぼマンツーマンに近い形で学ぶ、非常に濃密な時間でした。
先生が亡くなられた今、これからは遠絡を志す仲間同士が集い、
- 学び合い
- 高め合い
- 互いの磁場を強めていく
そうした場を大切にしていきたいと考えています。
天の法則の頂点「唯神法則」
「天の法則」の頂点にあるものが、「唯神法則」です。
柯 尚志先生はクリスチャンで、食事の前には必ず手を合わせておられました。
人の本当の幸せとは、すべてを神に委ねる心にあるのではないか。
先生はよく、こう話されていました。
「私たちは、他では治せない患者さんを治せて幸せですね。
毎日が本当に楽しいです。」
遠絡療法に携わる者の使命
柯先生の言葉の中で、特に印象に残っているものがあります。
「他のどこでも治療できない症状を治すことで、
ひとりでも多くの患者さんを救う。
自らの命が尽きるまで、その覚悟で人を救う。」
遠絡医療グループの先生方は、皆この想いを胸に治療にあたっていると思います。
私自身も、毎朝、心の中で誓っています。
「遠絡療法を広く伝え、
痛みに悩まされることのない世界を目指す」
それが、遠絡療法に携わる者としての私の原点です。
