遠絡療法という選択肢
「病院や整形外科、鍼灸や整体にも通ったけれど、痛みやしびれが良くならない」
このような悩みを抱えて来院される方は、決して少なくありません。
遠絡療法(えんらくりょうほう)は、遠絡統合医学に基づき、
症状のある場所そのものではなく「生体の流れの異常(ライフフロー)」を整えることを目的とした手技療法です。
痛みやしびれの「本当の原因」に目を向ける
一般的な医療や治療では、
- 痛みがある部位
- しびれが出ている神経
- 炎症や圧迫が起きていると考えられる場所
に対してアプローチすることが多くなります。
しかし、
慢性的な痛みや長年続くしびれ、難治性の症状の場合、
原因が患部そのものではなく、脳や脊髄といった中枢神経系にあるケースが少なくありません。
遠絡統合医学では、こうした長引く症状の背景に
アトラス(第1頚椎)レベルの脊髄機能の乱れや炎症が関与していると考えています。
そのため、遠絡療法では
「症状が出ている場所」ではなく、
中枢から身体全体の流れを整える施術を行います。
遠絡療法が他の治療と大きく異なる点
① 刺激する場所が「痛いところ」ではない
遠絡療法では、
痛みやしびれのある場所に直接刺激を加えることはほとんどありません。
- 手足にある連絡ポイント
- 症状に対応した治療ポイント
これらを同時に刺激することで、
患部と脳・神経をつなぐネットワークに働きかけ、
遠隔的に生体の流れを調整していきます。
② アプローチする「原因」が違う
現代医学では、難治性の症状に対して
- 炎症
- 神経の圧迫
- 組織の損傷
といった「局所の問題」を中心に原因を考えます。
一方、遠絡療法では
- 脳・脊髄(中枢神経)の機能低下
- 自律神経の乱れ
- 生体の流れ(ライフフロー)の停滞
といった全体のシステム異常を原因として捉えます。
流れを整えることで、
身体が本来持っている自然治癒力が働きやすい状態へ導いていきます。
③ 得意とする症状が明確
遠絡療法は、特に次のような症状を得意としています。
- 原因不明の慢性痛
- 長年続くしびれや神経痛
- 帯状疱疹後神経痛
- 三叉神経痛
- CRPS(複合性局所疼痛症候群)
- 線維筋痛症
- 手術後も残る痛み など
「どこで治療しても変わらなかった」
「年単位で続いている」
そのような頑固な症状に対しても、改善が期待できる療法です。
まとめ
「治らない」のではなく、「原因に届いていなかった」だけ
これまで改善しなかった痛みやしびれは、
決して「もう治らない症状」ではないかもしれません。
西洋医学や一般的な治療では捉えきれない
脳・神経レベルでの流れの異常が原因となっている場合、
遠絡療法はその「見えない流れ」に直接働きかけます。
だからこそ、
他では得られなかった変化や改善が起こるのです。
